免疫のお話ー自律神経④
2022/10/01 | 未分類
こんにちは、神戸市東灘区 のだ歯科医院歯科衛生士の島田です。
最近やっと長い夏も終わり朝晩はだいぶ肌寒くなってきましたね、皆様体調はいかがでしょうか?日頃から免疫力は高めておきましょう。
「免疫力向上する為の食品」
①タンパク質を効率よくとる
②フィトケミカルの凄さを知る
③免疫力を上げる腸内環境の整え方
④病気やウイルスを予防する食品
⑤免疫力アップする食品
自律神経のバランスが悪いと心も体も不調をきたし免疫力低下に繋がります。免疫力をアップする為には食事がたいせつになります。
前回のお話で自律神経にとって良い食べ物(栄養)5つ
そのうちの①トリプトファン、②カルシウムについてのお話でした。今回は❸GABA、に
ついてお話しをさせて頂きます。
「 自律神経を整えてくれる栄養素と摂取方法その③」
良い食べ物(栄養) 5つ
① トリプトファン(炭水化物、タンパク質)ー脳内に幸せホルモン(セロトニン)を増やす(米、魚、肉、野菜)
② カルシウムー脳の興奮を抑える(乳製品、小魚、野菜)
❸ GABA(アミノ酸のひとつ)ー副交感神経の働きを促進(味噌、発酵食品、野菜)
④ ビタミンB6ーGABAを増やしてくれる(マグロ、バナナ、ニンニク)
⑤ ビタミンDーカルシウムの吸収促進、セロトニンを調整する(キクラゲ、キノコ類)
<GABAの効果>
- 副交感神経を優位に働かせリラックス効果や睡眠の質を高めます(脳神経をリラックスさせる効果があり、人間の脳や神経の中にある抑制系の神経伝達物質です。自律神経を整える為には欠かせない成分です。)
- 血圧降下作用
- 中性脂肪を減らす(タンパク質と一緒に摂ると効果的)
- 一日の摂取量 成人30〜100g(中トマト1個分)
- ビタミンB6 (GABAを増やす効果あり)と一緒に摂取すると効果的‼︎
- GABAの効果は2時間程しか持続しないので、睡眠の為には2時間前までに摂取すると効果的
<GABAを増やすためには>
GABAは睡眠中に体内で合成されますが睡眠時間が短かったり、睡眠サイクルの乱れやストレスから熟睡できなかったりすると体内でGABAの合成が少なくなり不足してしまいがちです。その為食べ物や飲み物で補いましょう。
GABAを含む食品はチョコレート、発芽玄米、発酵食品、野菜などです。
他には、唐辛子、ニンニク、バジル、マグロ、カツオなどのビタミンB6を含む食品と一緒に食べるのも効果的です。
<GABAを増やす食品>
(発芽玄米) 玄米100gー15mg
(野菜) トマト中1個ー60mg、ミニトマト100gー35mg、茄子1本ー32mg、ケール、パプリカ、アスパラガス、胡瓜、カボチャ
(発酵食品) 味噌、漬物、キムチ、納豆
(果物、その他) メロン、みかん、チョコレートー1日/5粒(10g)
<料理・飲み物>
- なすとトマトのチーズ焼き
- アスパラとツナのパスタ
- きゅうりのサラダ
- 豚とトマトの生姜焼き
- 玄米ご飯
- トマトジュース
- ネルノダ
- りんご酢
- GABA茶
体(健康)づくりには食べ物は大切ですね、毎日のご飯に少しお役に立てればと思います。
体もお口も健康でいましょう♪
お口の中でお困りな事ございましたらご相談させて頂きます、御来院お待ち申し上げております。
次回はビタミンについてお話させて頂きます。