フッ素の効果
2022/04/08 | むし歯
こんにちは！
神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の森田です。
先日、患者さまより手作りのチーズケーキを頂きました！
スタッフみんなで美味しくいただきました。ありがとうございます(^^)
今日はむし歯の予防になるフッ素についてのお話をします。
フッ素にむし歯予防の効果があることはよく知られるようになってきましたが、フッ素にはどのようなむし歯予防効果があるのでしょうか？
フッ素による3つの働きにより、むし歯の発生と進行を防ぐことができます。
①再石灰化の促進
再石灰化とは口の中の唾液によって、細菌の作り出した酸を洗い流したり、溶け出したカルシウムやリンを再び歯に戻す働きです。この働きをフッ素が促進してくれます。
②菌の働きを弱める
むし歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えます。
③歯の質を強化
歯の表面を覆うエナメル質を酸に溶けにくい性質に変え、むし歯への抵抗力を高めます。
このように、フッ素はむし歯予防効果はかなり期待できます。
しかし、フッ素を使用しているからといって絶対にむし歯にならないというわけではありません。日々の歯磨きや甘味制限も行いながらご自身でのおそうじを怠らないようにし、むし歯のない健康な歯を目指しましょう！
当院ではクリーニングの後にフッ素塗布を行なっています！大人はcheck-upのジェル、お子さんは濃度の高いフルオールゼリーをおすすめしています。特に乳歯は永久歯よりエナメル質が薄く、また溝が深いために、簡単に虫歯になってしまいます。むし歯を予防するために3ヶ月に1度くらいのペースで定期的にフッ素を塗るのがおすすめです。フッ素を塗った後は効果を高めるため30分間は飲食しないようにしましょう。
当院ではフッ素入りの歯磨き粉・洗口液を販売していますので、お気軽にお声掛けください！