免疫のお話し 自律神経
2022/04/01 | 未分類
こんにちは、神戸市東灘区 のだ歯科医院歯科衛生士の島田です。
先日マカロンを頂きました、とても美味しかったです♪ありがとうございました。
前回は免疫を上げる為に食品や食べ方についてお話を頂きました。以前にも少しお話をさせて頂きましたが免疫力アップには自律神経のバランスを整えることが大切と言われます。そこで今回は「免疫と自律神経の関係、バランスについて」お話しさせていただきます
[ 自律神経 ]
自律神経とは内臓の活動や呼吸、体温などコントロールしている生命維持に欠かせない神経です。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。昼間や活動中、緊張、興奮状態、ストレスを感じた時に優位になる「交感神経」、夜間やリラックス時に優位になる「副交感神経」があります。
[ それぞれの働き ]
<交感神経>
- 交感神経が優位になるとアドレナリンが(ホルモン)上昇し、血圧を上げたり、体を働きやすくする。
- 血液中の白血球の一種(顆粒球)上昇し、殺菌作用が高くなる。(日常ケガなど細菌感染など高めやすい時間帯なので顆粒球を増加されるよう備えています)
注意
顆粒球が増え過ぎるとリンパ球の働きが低下し、健康な細胞まで破壊してしまう。
<副交感神経>
- 心臓の活動を抑制し、消化管の運動を活発にさせる
- 血液中の白血球の一種リンパ球が上昇し抗原を攻撃したり汚染細胞を処理してくれます。(リラックスしている時やウィルスが体内に侵入しやすい夜間に備えてリンパ球を増加されるよう備えています)
注意
リンパ球が増え過ぎると過剰に働き過ぎてアレルギーや喘息など引き起こします。
[ バランス ]
自律神経のバランスが保たれるのは1:1と言われています。
免疫アップのためには神経のバランスが重要白血球全体のうち顆粒球54〜60%リンパ球35〜41%このバランスが崩れると病気を引き起こしやすいと言われています。
[ 乱れる原因 ]
- 生活リズム
- 肉体的、精神的ストレス
- 食生活
日常を常に神経が高ぶっていると交感神経が優位になり健康な細胞まで破壊してしまうのでリラックスする時間も作り副交感神経とのバランスが大切です。
免疫を守るためには「ゆるっと♪、リラックスで♪」「ほどほど」を目指しましょう。
また自律神経を整える良い食べ物、悪い食べ物などもありますので、次回お話しさせて頂きます。