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歯とカルシウム

| 予防歯科

こんにちは、

神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科助手の那須です。


先日患者様からドーナツを頂きました!

いつも手作りの差し入れありがとうございます☺︎



今回は歯とカルシウムの関係についてのお話です。

歯の主な成分はカルシウムとご存知の方が多いとおもいますが、大人と子供とでカルシウムの影響が変わってきます。


大人の場合、出来上がっている歯はカルシウムの移動がほぼないと言われており

カルシウム不足が続くと歯よりも骨の中のカルシウムへの影響が先と言われています。

カルシウムは内部にある象牙質に集中しています。

虫歯は最初エナメル質に侵入するのですが、エナメル質の部分はカルシウムではなく無機質でできているので、カルシウム不足していても脆くはなりません。

歯が弱くなるというよりも口腔内環境の悪化や、不十分な唾液の分泌により虫歯になるというのが正しいです。


子供の場合、歯の成長中にカルシウム不足していると、虫歯のきっかけになる可能性があります。

永久歯を育て、再石灰化を促すためにカルシウムは必死です。

カルシウムが十分に摂れていないと少しずつ歯にダメージが蓄積されていきますので、注意が必要です。

成長中の間に乳製品・魚・肉をしっかり食べ歯だけでなく骨も強くしましょう。

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