海外の方はみんな歯きれい!なぜ?
2021/12/19 | 予防歯科
こんにちは、
神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科助手の那須です。
海外の方はみんな歯がきれいだなと思ったことはありませんか?
私自身歯並びが悪く矯正しており、学生時代に「海外の方は歯が白くきれいに並んでいるな」とよく思っていました。
こちらは国別で定期的な検診・クリーニングを受けている人の割に割合をグラフにしたものなのですが、見るとこんなにも差があり、歯へ意識の違いがよく分かります。
なぜこんなに差があるのかというと、ビジネスや歯医者に行く目的に大きく差があるようです。
海外では歯並びもビジネスに関わり、『歯並びが悪い人は自己管理ができず、不潔な人』と思われるので、
印象を良くするために小さい頃から矯正を始める人が多いそうです。
日本は健康保険制度がしっかり整っているのに対し、海外は整っていないので治療費が高いです。
なので虫歯や歯周病にならないようにクリーニングに通い、
歯並びが悪いと磨きづらく虫歯になりやすいので幼少期から矯正をし治療費を減らしているそうです。
日本は治療、海外はクリーニングをしに歯医者へ行くという目的の違いがありグラフのように差が大きくなっています。
こちらは70歳で歯がどれだけ残っているかをグラフにしたものです。
虫歯や歯周病を定期検診・クリーニングで予防すると歯はしっかり残すことができます。
日本と違い海外は定期的にクリーニングをしているのでしっかり歯が残っているということです。
将来歯を残すためには定期検診がとても大事です。
口腔内の状態は身体の病気に影響します。
定期検診を受診し、ご自身の身体を守りましょう。