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乳歯と永久歯の色が違う?

| 小児歯科


こんにちは!

神戸市東灘区のだ歯科医院 歯科衛生士の大原です。


暑い日が続き、冷房なしでは眠れなくなってきました。皆様はいかがでしょうか?

医院も涼しくしておりますので、夏の暑い日も安心して来てくださいね!


さて今回は、乳歯と永久歯の色の差についてのお話をさせて下さい。


診療をしている中で、永久歯が生えてきたお子さんの保護者の方から


「生えてきた永久歯が乳歯よりも黄色く、気になる」という心配のお声をいただくことがあります。


この写真で言うと、上の真ん中2本、下の前4本が永久歯なのですが、確かに乳歯に比べて永久歯は黄みがかっています。



しかし!



結論からいうと、この色の違いというのは正常なものなので、心配することはないです(^^)


では、何故乳歯に比べて永久歯は黄色く見えるのでしょうか?


実は、目に見えている歯の色というのは、エナメル質の下にある象牙質の色なのです。


象牙質は半透明のエナメル質に比べて黄色っぽい色をしています。

乳歯より、永久歯のほうが象牙質の厚みがあるので、それが透けることによって、黄色っぽく見えるのです。


乳歯と永久歯が混在している場合はその色の差が目立って気になるかもしれませんが、全て永久歯に生え変われば気にならなくなると思います(^^)


まだ自分磨きが十分に出来ないお子様の歯を守るためには、仕上げ磨きが必ず必要です。


どうか健康なお口の中を守っていくために、お家でのケアと、医院でのプロケアを続けましょう!



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