高齢期のお口の中について
2021/05/21 | のだ歯科からのお知らせ
こんにちは!
神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の川田です!
例年より早い梅雨入りでじめじめとした日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
のだ歯科医院はおかげさまで2021年5月17日で開院5周年を迎えることが出来ました!
これもひとえに当院にお越しいただいている患者様、開院前から支えてくださっている関連業者の方々のおかげです。心より感謝申し上げます。
この日はスタッフより院長へ、ケーキを贈りました!
感謝の心を忘れずに、これからも患者様のお口の健康を守り、健康で豊かな人生のお手伝いが出来るようスタッフ一同努めて参ります!
今後とものだ歯科医院を宜しくお願い致します(^ω^)♪
さて、今回は高齢期の方のお口の中についてお話しさせて頂きます⭐︎
65歳以降になると、むし歯や歯周病により歯を失って入れ歯を使う方が増えてきます。
◆入れ歯が入っている場合◆
〜部分入れ歯〜
部分入れ歯の掃除は、専用の義歯ブラシでバネの部分や入れ歯の底面についたプラーク(歯垢)までしっかりと清掃をしましょう!バネがかかる歯は特に念入りに歯みがきを行うことが大切です!
〜総入れ歯〜
総入れ歯をしている方は、歯がないからと油断してはいけません!!
汚れた総入れ歯(部分入れ歯もですが...)をしていると、歯ぐきが赤く腫れたり、口臭や誤嚥性肺炎の原因となったります。
お食事をしたら入れ歯を外して表面・裏面に付いている食べかすをよく落としましょう。
また、歯ぐきも、着いた汚れとともに歯ブラシでマッサージをするようにきれいにすると良いです⭐︎
入れ歯をお茶碗やお箸のような「食器」と思って毎食後にきれいにしましょう!
また、入れ歯についたプラーク(歯垢)をきれいにしないと、硬く剥がれにくい「歯石」になり、ご家庭での清掃では落ちなくなります。
当院では、定期健診の際、入れ歯を専用の超音波洗浄機で清掃も出来ます(^^)!
◆歯ブラシが当たるとしみたり、痛んだりする◆
知覚過敏やむし歯の可能性があります。歯をみがく力が強すぎるあるいは歯茎に傷が出来て痛む場合も考えられます。
硬い歯ブラシを使ったり、強い力でゴシゴシ磨いたりすると歯ぐきが下がる原因となります。
歯ぐきが下がると歯の根の部分が出てきてしまいます。歯の根の組織は柔らかいので容易に擦り減ってしまい、むし歯になりやすいのです!
むし歯にしないように、しかも擦り減らないようにみがくコツは、柔らか目の歯ブラシで磨くことですが、なかなか力加減などがわかりにくいと思います。
当院では一緒に歯磨きの練習も行うことが出来ますのでご安心ください!
◆舌のおそうじをしていますか?◆
歯に歯垢がたまるように、舌には舌苔(ぜったい)と呼ばれる汚れがたまっています。舌苔は、食べかすや口の中の粘膜細胞の死骸、白血球など血液成分などがつもったもので、「口臭」の原因になると言われています。むし歯や歯周病もなく、歯みがきやフロスをしっかり行っているのに口臭があるときは、舌のお掃除をしてみましょう。舌苔は、専用の歯ブラシや舌クリーナーで取り除きます。舌に力を入れた状態で、歯ブラシを奥から手前に向かって数回優しくこすり、最後に水で口全体をすすぎます。自己流で行って舌の粘膜を傷つけないよう、注意が必要です!
文章だけではわかりにくいこともあると思います...!
のだ歯科医院では、クリーニングのお時間をしっかりととらせて頂き、患者様一人一人に合ったお手入れ方法をお伝え出来ますのでぜひご来院ください⭐︎