ガミースマイルについて
2021/05/09 | 矯正
皆さま、こんにちは。
神戸市東灘区のだ歯科医院 歯科衛生士の大原です。
コロナ禍で今年も我慢のゴールデンウィークになりましたね。
気を抜かず感染対策に取り組みましょう(;o;)
今回は、ガミースマイルについてのお話をさせて下さい。
ガミースマイルというのは、何らかの原因で笑った時に歯茎が見えすぎてしまう状態のことを言います。
一般的に、歯茎が1~2mm程度見えている場合にはガミースマイルとは言われず、3mm以上見えている場合に用いられる歯科用語です。
芸能人でいえば、女優の戸田恵梨香さんだったり、テニスの錦織圭さん、お笑い芸人の横澤夏子さんなどが、ガミースマイルとしてあげられます。
なぜガミースマイルになるのかは人それぞれ原因があり、原因はひとつではありません。
歯自体が小さいために歯茎の範囲が広くなってガミースマイルになる方、上顎の骨自体の過成長によりガミースマイルになる方、唇を持ち上げる筋肉が強すぎて、持ち上がりすぎてガミースマイルになる方など原因は色々です。
原因によって、もちろん改善策は変わってくるのですが、歯が小さければ、歯茎を切って歯を長くしてあげれば歯茎の見える範囲は縮まりますし、骨の過成長が原因であれば、骨を切る手術(上顎短縮)が必要です。唇を持ち上げる筋肉が強ければ、ボトックスをうつことが効果的です。
ガミースマイルで悩まれている方の中には、歯茎が出ないようにと笑う時に口角が下がりやすかったり、手で隠して笑ったり、笑顔に自信が持てない方もいらっしゃるかもしれません。
もし少しでもガミースマイルでお悩みであれば、何が原因なのか、どんな改善策があるのか一緒に考えさせて下さい(^^)