口内炎はなんでできる??
2020/12/15 | 予防歯科
こんにちは、
神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科助手の那須です。
皆さん、口内炎になったことありますか?
ほとんどの方がなったことがあると思いますが、なぜ口内炎ができるかご存知ですか?
《口内炎の原因》
実は細菌が原因なんです!
⑴お口の中の傷
⑵新陳代謝の低下
⑴歯ブラシで傷つけてしまったり、誤って頬を噛んでしまったりとお口の中を傷つけてしまうと、
そこに細菌が繁殖し炎症を起こしてしまいます。
⑵栄養不足・ストレス・疲労が原因で新陳代謝が低下し、お口の中に潰瘍ができ、そこに細菌が繁殖し炎症を起こすと口内炎ができます。
通常は唾液が細菌を洗い流し、傷や潰瘍を治してくれますが、唾液が少なくなると修復機能が下がり、口内炎ができやすくなります。
お口の中に傷や潰瘍ができ細菌が増えると、免疫細胞が戦い始め、組織を傷つけ壊し、炎症をひどくしてしまいます。
ひどくなると更に口内炎の痛みが増していきます。
《口内炎の療法》
①塗り薬を使う
塗り薬は痛みを和らげることはできますが、
細胞を退治してくれるわけでは無いので治りを早めることは難しいです。
局所的な効果のみになるので持続性はありません。
なので効果を実感した方は少ないようです。
②飲み薬を使う
飲み薬のほとんどはビタミン剤で、ビタミンが足りずできた口内炎には効果があります。
ビタミンが原因の口内炎は10〜20%ほどなので8割の方は効果を実感した方は少ないようです。
③治るまで待つ
2つが効果なければ、後は何もせず治りを待つのみです。
痛いですが1週間ほどで徐々に治りますので歯磨き時にはあたらないように気をつけましょう。
《予防策》
殺菌成分が配合されている洗口液やうがい薬は予防に効果的です!
洗口液で20秒のうがいを3回すると、お口の中の細菌が10分の1に減少し3時間持続します。
毎食後・寝る前のうがいを習慣づけると口内炎ができにくく、すぐ治ると言われています。
ひどい口内炎の場合は殺菌液が傷の修復を遅らせてしまう可能性もあるのでご注意ください。
軟膏のお薬や洗口液もございますので、お悩みの方は是非!
購入のみでも可能ですのでお買い求めください!