中・高校生の歯磨き
2020/11/22 | 小児歯科
こんにちは!
神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の川田です!
肌寒くなったり暖かくなったりと気温の変化が大きいですが、体調は崩されていないでしょうか?
先日は学童期(6〜12歳)のお子様の歯磨きについてお話をさせていただきましたが、今回は中・高校生の方についてお話をさせて頂きます(^ω^)
中・高校生になると、28本の永久歯が生えそろう年齢です。
生涯にわたり自分の歯を健康に保つために、正しい歯磨きの習慣を身につけましょう!
学業や部活動などで生活習慣や食生活が乱れがちであったり、ホルモン分泌バランスが崩れたりすることで「歯肉炎」が起こりやすい時期です。
歯肉炎は放っておくと歯を支える骨が溶けてしまう「歯周炎」に進行してしまう恐れもあります。
歯磨き不足は、「歯石」や「口臭」の原因にもなるので、気になるときは歯科医院へご来院ください★
◆親知らずが生えてくる途中◆
18歳頃から生えてくる親知らず(第3大臼歯)は個人差が大きく、生え方も様々です。歯の生える方向や位置が悪く斜めに生えたり、半分だけ頭を出し状態が長く続くと歯磨きがしにくいためむし歯になりやすいほか、智歯周囲炎になってしまうこともあります。
通常の歯ブラシで磨きにくい場合はワンタフトブラシという一束状の歯ブラシを使うと磨きやすいですよ⭐︎
◆歯と歯の間の歯茎が腫れている◆
歯と歯の間に磨き残しがあり、プラークやプラークが石灰化した歯石がたまっていると、歯茎が腫れてくることがあります。
歯と歯の間のお掃除は、歯ブラシだけではなくデンタルフロスを使用することをお勧めします!
◆歯茎から血が出る◆
歯ブラシを当てて血が出る場合は、歯茎が腫れている可能性があります。
柔らかめの歯ブラシを軽い力で歯と歯茎の境目に当てて磨いてみましょう!
完全にプラークが取り除かれると、出血しにくくなるでしょう。出血がなくならない場合は、ぜひのだ歯科医院にご来院ください(^ ^)
うまく歯磨きできない、どんな歯ブラシやフロス・歯間ブラシを使ったらいいのかわからない...
など困ったことがありましたら、患者様にあった方法・歯ブラシなどをご紹介します♪